失敗から何を学ぶ

お久ぶりです。

今回は、去年のツールドおきなわが終わってから、今年のツールドおきなわに出るまでに、新しい事に取り組み、失敗し、学び、改善していったことについて記したいと思います。


なぜ新しい取り組みをしようと思ったか
去年のツールドおきなわは、自分史上最高に練習してレースに挑みました。
しかしながら、普久川ダムで集団から遅れてしまい想像していた結果とはかけ離れたものとなりました。

多少、ふて腐れていた時間もありましたが、すぐに次のツールドおきなわ(2017)に向けての練習を再開しました。

但し、今までの練習のやり方を続けていてもダメだという思いがあり、
練習仲間と相談して筋トレをして身体の改造を行うことにしました。


なぜ筋力トレーニングなのか
・海外選手の体つきを見て腕の細さなどで目立たないが実際には筋量が多いと思っていた。
・その選手たちは、自分の自転車のトレーニングだけでは得られないであろう筋量がある。
・練習仲間の少年が成長していく過程の写真を見た時に明らかに臀筋、脚まわりが太くなっていた。

筋力トレーニングについては、凸先輩が一から教えてくれました。
最初は、ただ単に重いウェイトを上げればいいのだと思っていましたが、想像以上に科学的で、自転車のパワートレーニングに似ているものがあります。

凸先輩から教えてもらえるものは、お金を払ってパーソナルトレーナーから教わるものそのもので、しかも、同じ自転車選手なので、その点を考慮してメニューや方向性なども示してくれました。


オーバーワーク
筋力トレーニングは、今ままで自転車の練習にプラスして行っていました。
その頃、自転車の練習は、CTL100ペース(TSS700/week)で行っており、それに加えて週2でウェイトトレーニングを行っていました。
ウェイトトレーニングは、1回を高重量低RMで行う神経系のメニュー、1回を低重量高RMで筋持久を狙ったメニューです。

その結果、どうなったかというと「オーバーワーク」です。

筋トレをやっている方は分かると思いますが、筋トレは通常1日1時間から1時間半程度です。
自転車の練習からすると大分短い、物足らない練習と感じていました。
しかしながら、その破壊力は想像を超えるもので、身体へのダメージが計り知れないものがあります。
(例えるなら、1時間の筋トレ=丸1日の自転車の練習)

そういった状況を続け、疲労が徐々に蓄積されていき、結果、腰、背中の疲労が抜けず自転車に乗ってもダンシングをすることが出来ない状態や脚がすぐにジンジンして力が入らない状態、スプリントも数秒しかできないような状態となりました。

そして、最終的には病院に行き、血液検査をすることとなります。

先生からは、「休みましょう」と。


コンディションの悪化の原因
オーバーワークの原因は、勉強していくと他にも要因があることが分かりました。
・まず、練習、筋トレのやり過ぎ
・タンパク質の過剰摂取
・サプリメンテーションの知識不足


どのようにして改善していったのか
練習量については、筋トレのメニュー回数を減らしました。
夏ごろにコンディションが悪化したので、今年1年諦めて肉体改造だけに注力するという選択もありましたが、
一応、ツールドおきなわにも参戦する気持ちもあり、参戦するとなると、筋トレの回数とメニューの見直しを行い
オーバーワークに注意しながら行うこととしました。

次にタンパク質の過剰摂取ですが、筋トレをして筋肥大を最大限にさせるため毎日3回プロテインを飲んでいました。
血液検査では、タンパク質の過剰摂取の値は出ませんでしたが、練習仲間がタンパク質の過剰摂取の結果が出て、ほぼ同じようなことをしていた自分もその可能性があると考えていました。

この頃から、筋トレのことをキチンと勉強するようになり、それに付随して必要となってくる知識として、
「マクロ栄養素」「サプリメンテーション」があり、それらも勉強するようになりました。

結果として、「マクロ栄養素」で学んだPFCバランスの調整をし、どのサプリを取るべきかを調べ、現在のサプリメンテーションを考えました。


体験して分かること
「練習し過ぎ!」という事を聞く事がありますが、
私は、実際に経験したことにより、代わりに多くのことを学びました。
まわりの有識者からアドバイスをもらって、その通りにすれば失敗はしなかったかもしれませんが、
失敗をしたことにより、多くのものを知ろうとするキッカケとなりました。

私は、有識者からアドバイスをもらい成功までの近道を進むことはとても大事であり理想ですが、
そうではない時、今回のような「失敗」をした時に諦めずその失敗に目を背けず、
1つずつ対処していくのが、選手として強くなるために必要なことではないかと思います。
そして、それが人間として強くなることにつながるのだと思います。


※筋トレ、栄養素、サプリについては、別途、もう少し細かく記載しようと思います。